売却フロー
【ステップ2】 売却予定不動産の訪問査定
売却価格の査定は、事前に売却に必要な資料や周辺相場、不動産市場動向などのデータを収集・確認し、実際に売却予定不動産の現地に訪問して査定を行います。
査定価格に影響する評価ポイントには以下のようなものがあります。
・土地の形状や接道の状況、前面道路の幅や車の入りやすさ
・駅や幹線道路からの近さなど利便性にかかわること
・建物の日照や風通し、騒音、振動、悪臭の有無
・建物の築年数、延床面積
・建物付属設備の老朽化の度合い
査定価格は「3か月程度で売却できる」ことを目安に算出しております。
実際の売り出し価格については、お客様の個別の事情(ローンの残債、相続税の支払い、買換え予定の不動産の価格など)を考慮して、お客様と相談しながら決定します。
【ステップ3】 不動産売却の媒介契約の締結
価格査定に納得がいくようならば、売却を任せる不動産会社と正式に「媒介契約」を締結します。
【媒介契約の種類】
不動産売買の媒介契約には、
・専属専任媒介契約
・専任媒介契約
・一般媒介契約
の3種類があります。
各契約の主な違いは、他の不動産会社に買い手の探索を依頼できるか、
自分で買い手を探索したときに媒介契約を結んだ不動産会社に売買手続きを依頼しなければならないか
という点です。
【一般媒介契約】
他の不動産会社と重ねて媒介契約を締結すること、そして自分で買い手を見つけることについても制限がありません。
【専任媒介契約】
ほかの不動産会社と重ねて媒介契約を締結することができませんが、自分で買い手を見つけた場合には、不動産会社に媒介手数料を支払う必要がありません。
7日以内にレインズ(不動産流通機構)に物件情報を登録し、2週間に1度以上売主に販売活動の状況を報告する必要があります。
【専属専任媒介契約】
自分で買い手を探索した場合でも媒介契約を結んだ不動産会社に売買手続きを依頼する必要があり、媒介手数料を支払う必要があります。
5日以内にレインズ(不動産流通機構)に物件情報を登録し、一週間に一度以上売主に販売活動の状況を報告する必要があります。
一般媒介契約だから買い手が見つからない、専属媒介契約だから早期に買い手が見つかって高値で売却できる、というわけではありませんが、信頼できる不動産会社と見込んだならば、専任媒介契約、専属専任媒介契約の締結を検討してみるとよいでしょう。
■もっと詳しく■
不動産流通機構(レインズ)とは
不動産流通機構(レインズ・REINS)とは、国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構が運営する、不動産の売買情報のデータベースを有したコンピューターネットワークシステムです。東日本レインズ、近畿レインズ、中部レインズ、西日本レインズなど、各地域に分かれています。
指定流通機構の会員である不動産会社のみが閲覧でき、一般の人はログインすることができません。
レインズでは、売買物件、賃貸物件の検索のほか、成約データの抽出も行うことができるため、不動産のプロが周辺相場を調査したり、売却・賃貸案件の探索に利用したりしています。
【ステップ5】 不動産売買契約の締結
買主候補者はいろいろな場所の物件を見学して、物件の購入検討をします。
複数の候補物件から購入する物件を選択し、買付証明書や購入申込書を、不動産会社宛て、もしくは売主宛てに提出することによって、購入の意思表示をします。
購入申込書が提出されたときは、売買価格について売り出し価格で納得している場合が多いですが、買付証明書が提出される場合には、売り出し価格とは異なる購入希望価格や購入条件が記載されている場合があります。
その時には、媒介業者は売買価格の交渉や購入スケジュールのすり合わせ、住宅ローンの紹介など必要な手続きを行います。
無事、すべての条件について合意したら正式な不動産売買契約を締結します。
刈谷市・豊明市で不動産売却をお考えの方は、当社にご相談ください!
安心して不動産売却をお任せいただけます!