不動産売却の5つの価格① 刈谷市 不動産査定
2021/11/19
みらいふどうさんです。
皆さん不動産を売ろうマイホームを売ろうと思えたとき
様々な不安を感じる方も多いと思います。
それは当然不動産業に携わっている人以外は不動産を売るなんていうことは一生に
そう何度も頻繁にあることではありませんよね。
5回売りました10回売りましたなんていう方はですねほんとほんの一握り
ですね大抵は1回か2回ぐらいではないでしょうか。
一度も不動産売却をしたことがないという方も一度とか二度とか経験があると
いう方も私共に売却をご依頼されないという方もこのブログを読んでいただき、参考にしていただければと思います。
そのためにですね不動産の売却の最初の入り口でまず知っておかなければならないこと
があります。
それは不動産売却に関わる価格のことです。
不動産を売却しようとするときは、たいていの場合この5つの価格に向き合うことに
なります。
さあその5つの価格というのは何なんでしょうか。
1つ目は簡易査定金額
2つ目は査定金額
3つ目は当初の売り出し金額
4つ目は価格変更した金額
5つ目は成約価格
この5つの価格のことです。
1つ目の価格は簡易査定価格または机上査定価格などとも言います。
様々な不動産会社がweb 上で行っている一括査定やAI査定や机上査定もこの中に含まれます。
もしかしたらこの価格が人によってはキーポイントになるかも知れません。
それは、不動産会社と接点をもつ最初の価格だからです。
ただし実際に皆さんにとって重要なのはこの価格ではないありません。
この簡易査定価格の段階で注意しなければならないのは一般的には5つの価格の中で
一番高額になっているという可能性が高いということです。
これは不動産会社の営業プロセスを踏まえておく必要があります。
そしてその前に確認しておきたいのは不動産の査定金額という言葉のあいまいさです。
例えば中古自動車を売る場合の査定金額を考えてみましょう
中古自動車の場合査定金額を出してきた中古車業者が買い取る金額ですから、その査定金額がそのまま=売れる金額(換金できる金額)ということになりますよね
しかし不動産の場合は違うことが多いです。
不動産の場合(特に仲介)は一般的に査定金額と言いますとその不動産を市場に売りに出して3ヶ月
以内ぐらいで売れる可能性が高い予想金額のことを示しています。
要するにその不動産会社が買い取る金額ではないわけです。
買取金額は買取金額で別にあります
例えば一括査定などにおいて A社の査定は3200万円
B社の査定は3100万円、C社の査定が2900万円だったとします
これだけ見るとA社に売却を依頼すれば一番高く売ってくれるのではないかとどう
しても思ってしまいますよね。
しかし実際にはA社に依頼したら売れず、そしてその後C社に依頼したところ最終的には高く売れたということは事実としてあります。
これは、不動産会社が売主さんに対して査定金額を高く提示することはこれ自由だからです。
何の規制も制限もありません。
いくらでも高く提示できるわけです。ただしこれは根拠を示す必要はあります。
売却依頼を受けたいがために営業上の理由でかなり高めの査定金額を提示することがあるということは否めません。
そしてその高い査定金額を信じてしまい、相場よりも結構高い金額で売りに出してしまったためにです
結局は時間ばかりがかかってしまい、売れ残り物件というイメージを市場に植え付けてしまうことで最後には商売にも結構安い金額で売りさばくしかなくなったというふうなケースも業界の中で見ています。
ですから簡易査定金額もしくは次に出てくる段階の査定金額が高いからと理由で、その不動産会社に売却を依頼するという場合には十分注意していただきたいというのが
私の意見です。
次回は2番目、査定価格についてお伝えします。